ナイトライダー1 電子頭脳スーパーカー誕生

 

KNIGHT OF THE PHOENIX

 

  

 

製作/脚本 グレン・A・ラーソン 監督 ダニエル・ハラー
出演 デビッド・ハッセルホフ(マイケル・ナイト)

   エドワード・マルヘアー(デボン・シャイアー・マイルズ)

   リチャード・ベースハート(ウィルトン・ナイト)

   パメラ・スーザン・ショップ(マギー)

   ビンセント・エドワーズ(フレッド・ウィルソン)

   フィリス・デービス(タニヤ・ウォーカー)

   ランス・レガルト(グレイ)

   ショーン・サウスウィック

   ロバート・フィリップス(シムス)

   マイケル・D・ロバーツ(ジャクソン)

   エド・フックス

   ブライアン・カトラー

   ハーバート・ジェファーソンJr.(マンジー)

   ラリー・アンダーソン(マイケル・ロング)

夜、華やかなネオンがひしめくラスベガス。ホテルのカジノ場のステージでは、女性歌手が歌い、たくさんの客で賑わっていた。化学薬品会社のチーフを務めるチャールズ・アクトンは、高価な装いを身につけた女性タニヤ・ウォーカーと共に、ゲームに夢中になっていた。陽気に盛り上るアクトンを尻目に、タニヤは、背後に立っていた州市長のフレッド・ウィルソンに合図を送る。ウィルソンは、トランシーバーでロニーと言う女に指示を与える。

刑事のマイケル・ロングは、アクトンの護衛につき、産業スパイ事件の首謀者と見られるウィルソンの行動を監視していた。マイケルは、アクトンが借りている部屋の前の通路に脚立を立て、電気技師を装い張り込みを続けていた相棒のマンジーにレシーバーで指示し、ロニーの行動を見張らせる。ロニーは、、マンジーのそばを通り過ぎ、アクトンのスイートルームへ向かった。

アクトンの部屋に潜り込んだロニーは、金庫の中のフォルダを取り出し、コンピュータ用マイクロチップの情報を小型カメラで撮影し、それを済ますと彼女は、ウィルソンに連絡する。ウィルソンは、ロニーからアクトンの部屋の周辺に電気技師がいたことを聞くと、急いで彼女を部屋から出し、自分もその場から離れた。マイケルは、急いで彼の後を追う。

ロニーの後を追っていたマンジーは、ロビーから外の駐車場に向かった。外では、ウィルソンから指示を受けたグレイと言う男が待ち構えていた。グレイは、車に乗り込んだロニーの後をつけてきたマンジーを確認すると、彼に銃弾を放った。ウィルソン達は、グレイの運転する車に乗り込み、逃走する。マイケルは、撃たれたマンジーを助けようとするが、しかし彼は命を落とす・・・。

マイケルは、自分の車にタニヤを乗せ追跡を始めた。彼は、彼女に自分の素性を明かし、ウィルソン達の車を追いつめた。マイケルは、車から降りてきたウィルソンに銃を向け、彼らを捕まえようとするが、その時タニヤが自分の持っていた銃をマイケルに向けた。マイケルは、タニヤも犯人の仲間の一人でだったことを知る。タニヤは引き金を引き、マイケルの顔に銃弾を撃ち込んだ・・・。

 

■豆知識

マイケルは、ヘリでかけつけたナイト財団を組織するウィルトン・ナイトに命を救われる。ウィルトンは、瀕死の重傷を負ったマイケルを自分の屋敷へ連れ帰り、彼に緊急手術を施す。マイケルの額には、ベトナム戦争で負傷した時の手術で、金属プレートが埋め込まれていた。それによって、弾丸は、脳を逸れたものの、彼の顔面は、完全に破壊されていたのだ。数ヵ月後、マイケルは、医師の手厚い手術により、新しい顔を持つ。そしてマイケルは、ウィルトンが開発したスペシャルカー・ナイト2000の存在を知る。

病に倒れたウィルトンは、マイケルに巨大な悪と戦って欲しいと言う遺言を残し、この世から去る。マイケルの身分は、ウィルトンの養子として、「マイケル・ナイト」として生まれ変わっていた。マイケルは、シリコン・バレーに向かい、自分の人生を変えたタニヤと、スパイ一味を追い始める。

様々なシステムを駆使するハイテク・カー「ナイト2000」。マイケルは、ナイト2000のボディを自由自在に操ることのできるK.I.T.T.(KNIGHT INDUSTRIES TWO THOUSAND)と呼ばれるコンピュータのその秘めた力に魅せられていく・・・。

20年の月日を経た今でも絶大な人気を誇り、その映像からみなぎるパワーは衰えることを知らない。壮大かつスリリングなスケール感を持つ、最も画期的なテレビシリーズ、それが「ナイトライダー」。

このエピソードは、「ナイトライダー」シリーズの記念すべき第一回のエピソードです。アメリカでは、1982年9月26日、パイロット版(テレビシリーズ化される前の試験的な作品)として2時間バージョンで放送されました。日本では、1984年12月16日、テレビ朝日系「日曜洋画劇場」枠で初登場し、以後、定期的に紹介され、6本のスペシャル版を放送後、1987年1月7日水曜夜9時より、テレビシリーズの放送が開始されました。様々なハイテク装置を駆使したドリームカー、ナイト2000の魅力は、回をおうごとに洗練さを増していきます。信じていた仲間に裏切られ、新しい人生を生きることになる主人公マイケル・ナイトの魅力、彼を陰から支えるデボン・シャイアーの魅力もまた格別です。マイケルと、次第に言葉を覚え、人間の心に近づいていくK.I.T.T.のユーモア溢れる会話も魅力の一つです。新時代を予感させたオープニングテーマもまた魅力的です。デジタルの電子音とアナログのオーケストラが融合が、メロディアスな壮大感を生み出し、また勇気付けられます。そしてワイルドで豪快なアクションと、壮大なカーチェイス。魅力的なエピソードも満載のこのテレビムービーをさらに魅力的に引き立ててくれているのが日本語吹替えを担当しているる声優さん達<マイケル(佐々木功)、キット(野島昭生)、デボン(中村正)>です。

このエピソードでは、ナイト2000が互いの車をぶつけ合う過激なジャンクレース「デモリション・ダービー」のレース参加しますが、そのレース場は、日本未放映の「Slammin’Sammy’s Stunt Show Spectacular」や、第39回「ひき逃げ!死のスピードレース!!黄金のスーパーカーを追え!」でも見る事ができます。

「ナイトライダー1/電子頭脳スーパーカー誕生」は、日曜洋画劇場放送時につけられたタイトルです。CIC/ビクターから『ナイトライダー』のタイトルでビデオ化されています。また、国内版DVD『ザ・ベスト・オブ・ナイトライダー KITT BOX』にも収録されています。

 

<関連>

■ナイト2000がレースに参加

第12回「激走!殺人レース・荒野に死を呼ぶマッドライダーを倒せ!!」

第25回「爆殺!狙撃!事故続出!恐怖のサバイバルレースに勝て!!」

第43回「謀略!デトロイト・マフィア!死の19番ホール」

第66回「大追跡!凶悪のオフロードレース」

            

■ラスベガスが舞台

「ナイトライダー2/無敵ゴライアスvsナイト2000」

第23回「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!」

「007/ダイヤモンドは永遠に」

                 

■ダニエル・ハラー<DANIEL HALLER>監督作品

第20回「荒野の大戦争!地獄の暴走族スコーピオンズ対ナイト2000」

『俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ』「熱闘汗まみれ!美女に食い込むロープと悪党」

『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』

第37回「荒野のガンマン!!エアーウルフ被弾して黒煙を噴く」

第42回「首都ワシントンに降る核ミサイル群!!超高空追跡戦」                          

【劇中曲】

●『PROUD MARY』 クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル

●『TAKE IT EASY』 ザ・イーグルス

●『PEACEFUL,EASY FEELING』 ザ・イーグルス

●『CAROLINA IN MY MIND』 ジェームズ・タイラー

●『DON’T STOP』 フリートウッド・マック

●『THIRD RATE ROMANCE』 アメイジング・リズム・エイセス

●『HARDEN MY HEART』 クウォーター・フラッシュ

●『HIT ME WITH YOUR BEST SHOT』 パット・ベネター

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